こんにちは、ことねです。
前回の記事の続きです↓
恋愛などでよくあるパターン、
『相手の言動にイラっとしたけど嫌われたくないからと何も言わずに飲みこんでしまう』
というケースを具体例に書いてみます。
本当に大切にするべき気持ちは?
どうして自分の気持ちを飲み込んでしまうのか、それは相手に嫌われたくないからだと思います。
「嫌われたくない」
これもたしかに自分の気持ちですが、これはエゴの気持ちです。
嫌われたくないからと我慢をしても、相手がずっと好きでいてくれる保証はどこにもありません。相手の気持ちをコントロールすることはできないのです。
エゴの気持ちを自分の本当の気持ちと勘違いして大切にしてしまったら、あなたは同じことで延々と悩み続けることになるでしょう。
このようなケースのとき、あなたが本当に大切にすべきなのはイラっとした、モヤっとしたほうの感情です。
エゴの気持ちではなく、あなたの本当の気持ちを大切にするようにしましょう。
そして、相手に伝えるときは感情に任せてぶつかるのではなく、落ち着いて話すように心がけるようにしましょう。
(↑感情を出すのが苦手な人の場合一時的に、怒る、泣くなど感情を爆発させるプロセスが必要な人もいると思います)
相手に気持ちを伝えるには、まず自分がどうしてイラっとしたのか、どうしてモヤっとしたのか自分と向き合ってきちんと理解することが必要です。
その上で、「私はそういう事をされたら、こういう気持ちになるから嫌だ」とシンプルに伝えることが大事です。
自分を大切にすること=相手を大切にすること
不満を抱えたまま相手の意見を飲み込んでしまうというのは、一見相手の気持ちや意見を尊重して大切にしているようにも見えますがそれは違います。
自分を勝手に被害者にして、相手を加害者の立場にしてしまっているからです。
でも相手は本当に悪いことをしているのでしょうか?
多くの場合、善悪なく、自分の気持ちを正直に話しているだけなのではないでしょうか。
もしかしたら一方的に意見を押し付けられたと感じることもあるかもしれませんが、それを拒む権利を放棄しているのはあなた自身なのではないでしょうか?
嫌だけど飲み込むと決めてあなたを苦しめているのは、相手ではなく自分自身だということに気付きましょう。
自分を大切にできない人は、相手を悪者にしてしまいがちです。
ですが、自ら犠牲になることを選んで相手を悪者に仕立てておいて、私は相手を尊重してるし大切にしてます!っておかしな話ですよね。
だから自分を大切にできていない人は、相手のことも本当は大切にできていないのだと思います。
このようなケースのときは、お互いに自分の気持ちや意見を伝えあい双方がきちんと納得できるまで話し合うことが大事です。
自分の意見と相手の意見をすり合わせたり落としどころを見つけていく、
そういう努力なしで健全で対等な関係は築いていけないのではないでしょうか。
そのように努力をしていくことこそが、自分を大切にすることであり相手を大切にするということだと思います。
良い人になろうとしない
自分の気持ちを伝えられるようになりました!
という方、よく頑張りました!
自分の気持ちを伝えられるようになったことを、まずは自分で褒めてあげましょう!
しかし我慢する癖がついてしまっている場合、
いざその先の話し合いの段階になったときに結局自分が折れる形になってしまって何も変わらなかった…ということが起こったりすることがあります。
そういう方は、最後まできちんと自分に向き合いましたか?
聞き分けの良い人になろうとしたり、自分の気持ちをごまかして納得したつもりになっていませんか?
無理してないか、本当に納得してるのか、自分自身の心の声によく耳を傾けてみてほしいです。
小さな声で嫌だ…って言ってませんか?
自分を大切にすると決めたら、自分のために最後まで諦めないようにしてください。
どんなに大変でも、面倒でも、諦めずに本当に納得できるまで、とことん自分に向き合って立ち向かっていったときに目の前の現実は変わっていくのだと思います。
おわりに
私自身の経験からも、自分と向き合うことは本当に大切だと感じています。
とことん向き合った結果、私の場合は離婚を経験したのですが、
なんの後悔もなくいま幸せを感じて日々過ごせています。
それはあの時、自分を大切にする選択をして大変なことがあっても諦めなかったからだと思っています。
皆さんも自分を大切にして幸せな毎日を過ごせますように心から祈っております。
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今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。